2014.10.22
透視図
お久しぶりです。
藤本です。
先のとあるお休みの夜、
大阪は中之島。
中之島の西。
大阪湾の入り口。
そこで現在公演中の維新派を観に行ってまいりました。
ご存じの方は多いかと思われますが
大阪の歴史ある劇団で
大阪での公演はなんと10年ぶり。
個人的には犬島、神戸に続き観れるのは3回目になります。
なにがそんなに良いのかと聞いて頂けます?
ありがとうございます。
そうなんです。好きなんです。(そらぁそうだ)
まず舞台やそれらの廻りの屋台を自分達で設計し、製作する。
それらが作り出す異国感・別世界感。ものすごい好きです。
中之島GATEという大阪湾に面した立地故に
背中には大阪本町梅田のビルチ”ング達が煌々と光ってます。
舞台も客席も計算され創られています。
部隊の背景を都市を利用し、公演の内容は大阪という都市について。
人が創る都市。
人が創ってきた都市。
人の手を離れ生物化した都市。
昔は多く流れていた川を埋めてまで電車を地下に走らせ西に東に人を運ぶ箱。
箱に運ばれる人は伏し目のまま都市を形成する歯車の1つに成ってしまっている・・・!
(少し興奮してしまいました。)
音楽・照明・間・場・演出・ストーリー・議題・ダンス・装置
全部好きです。圧巻です。維新派です。
題名の「透視図」は公演名で、
都市を様々な目線から観る。透視図なのかな、と。
話せばまだまだ長くなりそうなのでこのあたりでまとめちゃいます。
空間を作る仕事をしていて、
あそこまで現実に向き合った非現実世界を現実のすぐ傍に創り、
演劇という媒体を使って表現しています。
とにかく、刺激になります。楽しいです。
まだ観られていない方は是非観てください。
オススメです。
*舞台内は撮影禁止ですよ